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今知りたい授業のワンポイント

少ない場合から順に調べて

算数 5年生 2025/7/3

■少ない場合から順に調べてきまりを見つけること

 何のために少ない場合について調べるのか、そのねらいとの必要性を明確にさせておくことが大切です。
 児童には、自由にいろいろなきまりを見つけさせ、それを有効に活用させましょう。きまりを見つける際の着眼点の1つとして、紙を折ったときにできる長方形と折り目の数との関係が何かないかと考えさせることが大切です。
 紙を実際に6回折ることは困難です。そこで、依存関係にある「折った回数」と「長方形の数」の2つの数量に着目して、1回、2回、3回と少ない場合から順に長方形の数を調べて、2つの数量の間にあるきまりを見つけて問題を解決するという思考法が必要になります。

■いろいろな考え方

 長方形の数や折り目の数の増え方(きまり)を見つけるには、次のような考え方があります。
 1.長方形の数は前の数の倍になっている。
 2.折り目の数は長方形の数より1小さい。
 3.折り目の数を2倍した数に1たすと、次の折り目の数になる。
 4.折り目の数の増え方は、2、4、6、8、…と前に増えた数の2倍になっている。だから、折り目の数に前に増えた数の2倍をたせば、次の折り目の数になる。
 5.長方形の数を全部たした数に1をたすと、次の折り目の数になる。

見方・考え方を深めよう(1) もう1回! もう1回!(教科書p.94〜95)

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