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今知りたい授業のワンポイント

たし算の筆算

算数 2年生 2024/4/25

■筆算形式とその指導

加減の筆算では、以下のことが原則です。
 1.位を縦にそろえてかく。
 2.下の位から位ごとに計算し、順次上の位に及ぼしていく。

■繰り上がりのある筆算

 繰り上がりのある筆算では、位取り板を用いて計算棒を操作させる数学的活動が有効です。十進位取り記数法の仕組みに基づいて、一の位が10以上になる場合は、十の位に1繰り上げることを具体的な操作を通して理解させましょう。


 また、繰り上がった数を忘れるという誤りを防ぐために、下のように繰り上がった1を十の位にかかせるようにすると、計算間違いが少なくなります。

■桁数のそろっていない場合の筆算

 教科書p.51の「43+5」や「6+27」のような桁数のそろっていない計算の場合には、下のような誤りをする児童がいます。「くらいをたてにそろえてかく」という筆算のきまりを改めて確認するとともに、確実に理解させることが大切です。
 そのためには,横がきのたし算の式を筆算の形式にかかせて計算させたり、位取り板を使って計算棒を操作させたりして、縦に位をそろえることを繰り返し強調するとよいでしょう。

5.たし算とひき算のひっ算(1)(教科書上巻p.47〜62)

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