エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

生きもの 大すき/びっくりずかんLIVE

生活科 1年生 2024/8/23

■事前準備

 夏休み前のエデュフル(7月5日配信)で、子どものアレルギー関する保護者への事前アンケートについてお知らせしました。まだの方がいらっしゃったら、早めにアンケートを依頼しておきましょう。
 アレルギーをもつ子どもがいる場合は、アレルギーが引き起こされないように学習活動を工夫したり、生き物を限定したりするなどの配慮が必要です。特に、動物アレルギーは、体毛が原因となることが多いので、室内での飼育は避けましょう。

■共通感染症対策

 動物の病気の中には、ヒトと動物に共通して感染するものがあり、その病原体は、生き物の体液(血液や唾液など)や排泄物に含まれることが多くあります。
 こうした共通感染症を防ぐには、普段から動物の様子をチェックしておくことが大切です。

@元気で食欲があるか。
Aせきやくしゃみをしていないか。
B毛や羽のつやは良いか(逆立ったり、抜けたりしていないか)。
C糞や尿の状態は良いか(色や固さ、血が混じっていないか、寄生虫はいないか等)。

 問題があれば管理職や教育委員会に報告するとともに、獣医師や家畜保健衛生所または保健所(動物愛護センターを含む)に相談するようにしましょう。

■子どもの健康管理

 子どもを感染症から守るために、動物とふれあうときは、次のことに気をつけましょう。
・活動の前後には必ず手洗いとうがいをする。
・口移しでえさを与えたり、一緒に寝たりするなどしない。
・体調が悪いときは、動物との接触を避ける。
・室内で飼育や活動するときはしっかり換気をする。
・飼育環境を清潔に保てるように、こまめに清掃する。
・アレルギーをもつ子どもがいる場合は、室内での活動や飼育を避ける。
・生き物の排泄物や排泄を行う場所に注意する。
・活動中、子どもに異変が生じたときは、すぐに管理職に報告し、養護教員と相談するとともに保護者に連絡する。

■「あきの ずかん」

 10月から秋の自然と関わる学習活動が始まります。
 教科書p.78のタイトル右横にあるQRコードを読み取ると、「デジタルたんけんブック」を見ることができます。秋の植物や昆虫の画像や説明が豊富に掲載されているほか、付箋を貼ったり、書き込みができたりする機能がついています。あらかじめ内容や使い方を再確認しておきましょう。
 また、同じページの下のほうにあるQRコード(「あきの 音」)からは、複数の秋の虫の鳴き声を聞くことができます。収録されているのは、クツワムシ、スズムシ、エンマコオロギ、キリギリス、マツムシ、ウマオイです。それぞれの鳴き声を聞き比べたり、聞いたことのある鳴き声と比べたりできるので、うまく活用して、子どもの興味や関心を高め、活動をより広げたり深めたりしましょう。

生きもの 大すき(教科書p.52〜57)
びっくりずかんLIVE(教科書p.78〜79)

アンケート

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