今知りたい授業のワンポイント
韻を踏む音に慣れ親しむ
■単元のポイント音を聞いてまねをする
ここでは、韻を踏む音を聞いてまねることで、韻を踏む楽しさを体感します。繰り返し発話することで、音と文字が自然に結びつくことを目指します。

■ワンポイントアドバイス@発音の仕方
各文に表示されている、青(ay)、緑(o、 ow)、赤(ike)、紫(at)の音に注意しながら、聞いたり読んだりします。
それぞれの発音の注意点を確認しておきましょう。
★青(ay)
日本語の「エ」よりも少し口を開いて「エ」と言ってから、力を入れずに少し口を開いて「イ」の音にスムーズに移行する。
★緑(o、 ow)
日本語の「オ」より口を少し丸めて「オウ」と言う。
★赤(ike)
アルファベットの「I」(アイ)と同じ発音で「アイ」と言ってから、のどの奥で「クッ」と息だけ出す。「アイ」から「クッ」への発音はスムーズに移行する。
★紫(at)
口を左右に開いて「エ」と「ア」を同時に発音してから、舌先を上の歯茎に当てて「トゥッ」と息だけ出す。「エ」「ア」から「トゥッ」への発音はスムーズに移行する。
■ワンポイントアドバイスA絵本で練習
韻を踏む文章に慣れ親しむのに、絵本を活用するとよいでしょう。おすすめなのが、Dr. Seussによる“HOP on POP”です。
Dr. Seussは、児童文学作家や絵本作家などで活躍したアメリカ人で、彼が作った絵本は多くの欧米の子どもたちに親しまれています。
絵本は、韻を踏んだ短いリズミカルな文章と独特の雰囲気の絵で構成され、実際の音を聞いたり、声に出して読んだりするうちに、いつの間にか耳や口が英語の音に慣れてきます。
なかでも“HOP on POP”は、基本的な単語を使ったシンプルな文とユニークな韻が楽しめ、子どもたちをどんどん絵本の世界に引き込んでいきます。

Let’s Read 1(教科書p.83)
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