今知りたい授業のワンポイント
月の出る時刻と太陽の関係
理科 4年生 2025/7/3
■月の出る時刻と太陽の関係
月の観察をするとき、月の出る時刻は、新聞やインターネットで調べることができます。月齢がわかっていると、次のように考え、およその時刻を予測することができます。
【上弦の月が出る時刻】
半月は、月が光っている側から90度離れた位置に太陽があります。上弦の月の場合は、太陽が南中している昼の12時頃、東からのぼってくるとわかります。夕方、南の空高くへ位置が変わります。

上弦の月の動き
【満月の出る時刻】
満月は、太陽と180度離れている月です。太陽が西へ沈むとき、月は東からのぼってきて、真夜中に、南の空高くへ位置が変わります。
【下弦の月が出る時刻】
下弦の月は、月の光っている側から90度離れた位置に太陽があります。下弦の月は、真夜中、東から出て、日の出の頃には南の空高くに位置が変わります。さらに昼の12頃、西へと沈むこともわかります。
■ICTの活用例
月や星の観察は、天候によって左右されたり、観察時間が夜だったりするために、計画通りに進めづらい単元です。国立天文台のウェブサイトMitakaなどのデジタルコンテンツを効果的に活用しましょう。
★7月の植物栽培情報
ヒョウタンなどの成長には水が不可欠です。特に、夏季休業中に水やりを怠ると、成長が遅れたり、枯れてしまったりします。水やりを欠かさず行い、生き物を大切にする心情も育みたいものです。

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
夜空を見上げると(2)[5]月や星の動き(教科書p.66〜79)
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