エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

10の合成・分解、0

算数 1年生 2023/5/11

■10の合成・分解と補数

 教科書p.27で「おはじきいれ」ゲームを行って10の合成・分解を列挙し、p.28で「10にしましょう」と「10づくり」を行うことによって、10の合成・分解の定着を図ります。

 それらの活動を行う際は、p.27に示されている数図の形状(1つの数に対応する数図の赤丸と、それを補うように配置されている白丸)を念頭に思い浮かべるよう促しましょう。
 その白丸の数を赤丸の数の10における補数といいます。
 10の合成・分解を単に数の組み合わせとして記憶させるよりも、最初は、10までの数図カードを思い浮かべ、10の補数を視覚的にとらえられるようにするとよいでしょう。

 p.27の「おはじきいれ」ゲームでは、児童はゲームの勝ち負けにこだわって「入った数」ばかりに注目しがちですが、「入った数」と「入らなかった数」を対等に扱い、いろいろな数の構成があることを理解させましょう。

■0という数

 0の意味には、
  1.空位を表す
  2.原点を表す
  3.何かがない
などがあります。

 3の「何かがない」は「何かがなくなった」という意味であり、教科書p.29では「枠の中のおはじきが1つもない」ということを表しています。
 「何もない」ではなく「何かがない」ことを0で表すことを意識させましょう。

3.いくつといくつ(教科書p.22〜29)

アンケート

よろしければ記事についてのご意見をお聞かせください。
Q1またはQ4のいずれか一方はご入力ください。

Q1:この記事は授業準備のお役に立ちましたか。
Q2:この記事の詳しさは適切でしたか。
Q3:この記事の公開時期は授業準備タイミングとあっていましたか。
Q4:その他、ご意見・ご感想をお聞かせください。

全角で512字まで入力できます。