今知りたい授業のワンポイント
ひきざんのかあど
算数 1年生 2024/10/31
■「かずあて げえむ」のねらい
このゲームのよいところは2つあります。
1つ目は、問題を出される側だけでなく、出題する側の計算習熟になっているということです。数あてゲームの問題を出すためには式をつくることになり、繰り上がりのあるたし算やひき算を計算することになります。
2つ目は、下の絵にあるように、被加(減)数や加(減)数に置かれた数のカードを裏返すことにより、□を使った式の素地指導を行える点です。これについては、繰り上がりや繰り下がりのない式を教師が提示し、ある程度練習してから児童同士でゲームを行わせるようにするとよいでしょう。

■計算の紙芝居の指導
計算の紙芝居をつくらせるにあたって、次のような点に気をつけしましょう。
・同じタイプの問題ばかりつくらず、たし算には(合併・増加)、ひき算には(求残・求差)の4タイプがあることを助言する。事前に例を示すとよい。
・まず“どんなお話にするのか”を計画させ、画用紙のうしろにお話(セリフ)を書かせてから、それに合う絵をかかせるようにする。絵をかくことにあまり時間をかけず、いろいろな問題をつくらせるようにしたい。
・「12−4+6」のような3口の計算も紙芝居につくらせてもよい。その際に、使用する画用紙は何枚になるのかを児童に考えさせるようにする。
15.ひきざん(2)(教科書p.76〜87)
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