今知りたい授業のワンポイント
あわせて いくつ
算数 1年生 2025/5/22
■たし算の場面
たし算が用いられる場面は次の2つです。
・【合併】…同時に存在する2つの数量を合わせた大きさを求める場合
・【増加】…はじめにある数量に追加したときの大きさを求める場合
■合併を表すことば
合併を表すことばには、以下のようなものがあります。
あわせて いくつ
みんなで いくつ
まとめると いくつ
ぜんぶで いくつ
このようなことばを使う場面を思い浮かべると、合併は、教科書p.4〜5のようなものの移動を伴うものばかりではないことに気づきます。しかし、導入の段階では、数図ブロックの操作と結びつけるために、合併の動的なイメージを大切にしましょう。

■式をふりかえる
教科書p.6は、たし算の「式」がはじめて指導される場面です。
数図ブロックの操作をたし算の式に結びつけて、式の意味を理解させることが大切です。式を構成する数はそれぞれ何を表しているのか、また、「+」「=」が何を表しているのかを考えさせ、式をみて問題の場面や対応する数図ブロックの操作をふりかえらせましょう。
「5こ+3こ=8こ」のように式の中の数に名数をつけてしまうと児童が混乱することが多いので、名数をつけないことを原則とします。
[6]たし算(1)(教科書p.4〜11)
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