今知りたい授業のワンポイント
動きのおもしろさ、不思議さに目が向くように
■「動く」しくみに興味をもたせましょう
手作りおもちゃの楽しさは、「動き」と「装飾」ですが、子どもたちが最初にひかれるのは「動き」のおもしろさです。しかし、なかには、材料を組み合わせて遊んでいるだけで、動くおもちゃへとつながらないケースもあります。
そのときは、教科書下巻P.60〜61やP.68〜69を参考に、動くしくみとおもちゃのアイディアを考えるよう促しましょう。
【いろいろな動くしくみ】

ゴム

おもり

磁石

空気

風
■子どもが意欲をもち続けるために
子どもたちの学びをより深くするためには、「よりどうしたのか」「どのように遊びたいのか」といった思いや願いをもち続けることが必要です。
@見通しをもつ
今作っているおもちゃを「どうしたいのか」について話をしたり、計画書をかいたりして具体的なイメージがもてるよう導きましょう。
A試行錯誤する
友だちのおもちゃの良いところを取り入れたり、自分のおもちゃとの違いを生かしたりするなど、変化したところをカードに書いたり、写真に撮ったりして、友だちと伝え合う時間を設けるようにしましょう。
B過程を認める
試行錯誤すると必ず良い方向に事が運ぶとは限りません。思うようにいかなくても、教師は子どもの努力を認め、ほめるようにしましょう。
■特別支援の留意点
発達障がい児の中には、自分が一番でないと気が済まない子どもがいます。競争に負けると自分の作ったおもちゃや一番になった子どものおもちゃを壊してしまうことがあるので、注意しましょう。
せかいで ひとつ わたしの おもちゃ(教科書P.58〜71)
自分で おもちゃを 作って みよう(教科書P.62〜63)
おもちゃの 作り方(教科書P.68〜69)
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