今知りたい授業のワンポイント
明かりがつくとき・つかないとき
■準備のポイント
1人1つの実験セットを用いて実験させたいところです。実験前に、実際に明かりをつけてみることで、豆電球は明かりがつくものかどうか、ソケットの導線に支障はないか、乾電池は使えるものかなどを確認しておきます。
記録カードは1人が何枚も使えるようにしておきます。また、板書用の乾電池や豆電球の図を複数準備し、導線をかいてつなげるだけで回路を示すことができるようにすると、児童の表現に合わせた板書ができます。
■ショート回路
ショート回路とは、乾電池の+極と−極を間に豆電球やモーター等の抵抗をはさまずに、直接導線などで結んだ回路のことです。短絡ともいいます。ショート回路になると、回路に非常に強い電流が流れることで、乾電池や導線から激しく発熱し、火傷の危険性があります。最悪の場合、乾電池が液漏れしたり、破裂したりすることがあります。
導線をつなぐ活動では、偶然導線どうしが触れ、ショート回路になる危険性があります。導線のつなぎ目にはセロハンテープを巻くなど、十分に注意しましょう。


■安全上の注意
以下の点に気をつけて実験を行いましょう。
・豆電球が割れるようなことをしてはいけません。
・導線だけをつないではいけません。
・熱いと感じたら実験を続けてはいけません。
・乾電池を複数個使って直列につないではいけません。(1人1個だけ乾電池を使う。)
★10月の植物栽培情報
たねから栽培する場合は、前年度の秋〜3月上旬にたねをまきます。2〜4月に苗を購入して栽培することもできます。

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
8.電気で明かりをつけよう(教科書p.120〜131)
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