エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

成長した姿を見せ、感謝を伝える

生活科 2年生 2025/2/21

■内容や相手に応じた伝え方を考える

 この単元では、自分の成長には多くの人々の支えがあったことに気づき、それらの人たちに感謝の気持ちを伝えます。
 状況が許せば、実際に成長した姿を見せたり、感謝の気持ちを伝えたりする「発表会」を開きましょう。発表会は、生活科2年間のまとめの活動になります。準備や進行などは、子どもたちが主体となって進められるよう工夫しましょう。

■発表会は実態に応じて

 学校行事等の関係で、教科書のような活動を行うことが難しい場合があります。そのときは、準備に時間をかけずにできる活動内容にしたり、学校行事として行われる「学習発表会」と関連付けたり、オンラインで開催したりするなど、状況に応じて臨機応変に対応しましょう。
 また、空き教室などスペースがある場合は、期間を決めて展示して、校内外の人が自由に見学できるようにするなどの工夫も考えられます。

■さまざまな人に伝える工夫

 発表会には、遠方に住んでいたり都合があったりして来られない人がいます。そうした人たちには、電話や手紙、ファックス、メールなどで感謝の気持ちを伝える活動を行ってもよいでしょう。それらを利用する際は、教科書P.122を参照するように伝えましょう。
 特に、電子メールを使用する際は、必ず大人と一緒に行い、送り間違いのないように注意しましょう。あらかじめ、電子メールの基本的な使い方やマナー、迷惑メールやコンピュータウイルスなど電子メールについての基礎知識や注意点について、説明しておくとよいでしょう。

■お世話になった人からの言葉

 発表会に参加した人には、発表後に感想を言ってもらうよう事前に依頼しておきましょう。感想には、児童の成長を認めるような言葉がけを含めてもらうようにしましょう。
 また、児童の成長を見守り、支えてくれた人には、本単元の意図をよく理解してもらい、児童へ手紙を書いてもらう方法も考えられます。
 ただ、何らかの理由で全員分の手紙が集まらない場合もあります。そのときは、授業中に配布するのを控え、各家庭で渡してもらうよう依頼するなどの配慮が必要です。

これまでの わたし これからの わたし(教科書P.98〜108)
ありがとうを とどけよう(教科書P.106〜107)

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