今知りたい授業のワンポイント
風の力がわかる実験のポイント
理科 3年生 2025/5/29
■実験の手順とポイント
1. 試しの活動を行う。
風の当て方や車体などの影響などにより、結果が大きくぶれることがあります。記録のための実験に入る前に、試しに車を進ませながら、風を当てる時間や風の当て方、車が曲がらないかなどを意識できるように声をかけ、実験の方法を全体で確認してから実験を行うようにしましょう。
2. 車に弱い風を当てて、車が動いた距離を調べる。
1回きりで終わるのではなく、3回繰り返し、結果を記録するようにします。次の手順に進む前に結果を振り返るよう指導し、手順3で行う風の強さでは、どのくらいまで進むのか予想しながら行いましょう。
3. 風を強くして同じ実験を3回繰り返す。
記録した各グループの結果をシールで整理すると、全体の傾向をとらえやすくなります。

全体の傾向で比較するようにする。
■結果から考えようのポイント
まず、「結果」は、実験の結果の事実だけをまとめるようにしましょう。どのような実験をしたら、どのような結果になったか、見えていることだけを記録します。
「結果から考えよう(考察)」では、その結果から分析した解釈を、目的に沿って述べられるようにします。
結果と考察の違いを指導していくようにしましょう。
★5月の植物栽培情報

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
[4]風とゴムの力のはたらき(教科書p.46〜59)
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