今知りたい授業のワンポイント
花の観察のポイント
理科 3年生 2025/6/19
■草丈のはかり方
ヒマワリの大型種は、児童の背丈より高く伸びます。棒(支柱など)や踏み台などを使用して、測定するとよいでしょう。その際は、棒を振り回さないことや、台から落ちないように気をつけるなど、安全指導を行いましょう。
棒で測定する場合は、棒の先端に紙テープの端をセロハンテープなどではりつけ、まっすぐ垂らして地面のところで切るとよいでしょう。草丈は、これまでと同じ範囲をはかるように気をつけます。
■ホウセンカの花のつくり
花の後方には、下に曲がる細長い距(きょ)があります。距は管状に突出し、内部に蜜腺があります。ホウセンカは、花が多数咲くので、同じ花を継続して観察する場合は、つぼみに細い紐などを巻いて、印をつけておきましょう。


記録カード(ホウセンカの花)
■ヒマワリの花のつくり
ヒマワリの花は、1つの花のように見えますが、たくさんの小さな花が集まったものです。頭花を1つの花として扱って構いません。
■ICTの活用例
必要に応じて、タブレット型端末で写真を撮りましょう。その場合でも、「見つけたこと」「考えたこと」は、児童が自分の言葉で表現できるよう支援しましょう。
写真を撮るときは、毎回同じものさしなどといっしょに写真を撮ると、成長を比較しやすくなります。
★6月の植物栽培情報
植え替えを行う前に、土のチェックを行います。花壇に植え替えるときは、根が張りやすいように、深さ30cmぐらいまでよく耕し、土に肥料を混ぜておくとよいでしょう(元肥)。

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
植物を調べよう(3)花のかんさつ(教科書p.60〜63)
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