エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

子ども主体の活動にするために

生活科 2年生 2024/9/20

■状況に応じた活動を

 感染症などの影響により、団体で町探検をすることが難しい場合もあります。地域や学校の状況を見ながら、訪問の実施を判断しましょう。
 訪問する場合、訪問先の候補がかたまったら、早めに各所に連絡を入れ、訪問できるかどうか交渉しましょう。訪問可能な場所については、あらかじめ児童の質問を具体的に伝えておきます。
 状況次第で予定の変更を余儀なくされることがあります。急遽訪問できなくなることを想定し、先生も児童も柔軟に対応できるよう心得ておきましょう。

■子どもの思いが実現できるように早めの準備を

 この単元では、春に探検した場所が、どのように変わっているかを予想し、自分なりの目的をしっかり持って活動します。
 子どもたちは、春の訪問を思い出し、例えば「果物屋さんの○○さんに会いたい」「もっと図書館の人の話が聞きたい」などの思いや願いを持っていることでしょう。それらをかなえるには、保護者や地域のボランティアの人たちの協力が欠かせません。早めに指導計画を立てて、連絡を取り合い、遅くとも活動日の20日ほど前には、内容を伝えられるようにしましょう。
 依頼の際は、「学習のねらい」と「協力内容」を明確に伝えます。安全確保や活動のサポート、子どもの見取りなど、具体的な協力方法を丁寧に伝えるようにしましょう。
 正式に文書を出すときは、下記のような文書を作成し、管理職の先生方に確認していただくようにしましょう。

■子ども主体の活動にしましょう

 今回は二度目の町探検になるので、ある程度、探検の計画・準備は、子ども主体で進めるようにしましょう。
 しかし、安全面の指導は生命に関わる問題でもあるので、しっかりと安全確認をしておく必要があります。
 子どもたちが駅で迷子になったり、電車やバスを乗り過ごしたりしてしまうこともあるので、あらかじめ鉄道会社や駅、バス会社などに活動の日時や目的、人数など必要なことを伝えておくとともに、安全確保のための協力体制などについて打ち合わせしておくようにしましょう。

もっと 知りたい たんけんたい(教科書p.72〜85)

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