今知りたい授業のワンポイント
火山活動による大地の変化と災害
理科 6年生 2024/10/24
■資料調べのポイント
インターネットを用いた情報収集は、子どもたちの端末から容易にアクセスできます。データもダウンロードや加工が可能なことから、高い学習効果が期待できます。
一方で、インターネット上には不正確な内容・情報も数多く見られるため、注意が必要です。なかには、被災状況などの映像を誇張し、過度に不安をあおるような内容も見られます。授業中のインターネット利用に際しては、事前に「公的な組織が作成したサイト」を対象にするよう指導するなど、適切なコンテンツの利用を意識しましょう。また、カリキュラム全体で子どもたちの「情報活用能力」が育成できるよう、校内での連携をはかっておくとよいでしょう。
■噴火のしくみ
地下深い所で岩石がとけたマグマは、地表に向かって上昇し、地下約10km以内の深さで停止して蓄えられます。これがマグマだまりです。マグマだまりの圧力が上昇すると、マグマが地表に到達し、火山が噴火します。
噴火には、
・マグマ噴火:マグマ自体が地表から噴出し、火山ガスを放出させながら溶岩が地表に現れるタイプ
・水蒸気噴火:上昇したマグマの熱によって地下水が加熱され、体積の膨張によって水蒸気を噴出させるタイプ
などがあります。
水蒸気爆発ともよばれる高温・高圧の水蒸気による爆発的な噴火は、マグマ水蒸気噴火や水蒸気噴火のタイプです。

7.大地のつくりと変化(教科書p.124〜153)
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