今知りたい授業のワンポイント
100までのかず
算数 1年生 2023/12/14
■具体物と数表の扱い
教科書p.134〜135でのねらいは、「100」の意味について理解させることです。次の2つの観点から「100」を捉えさせましょう。
・10が10こ
・99より1大きい
↓
「ひゃく」と言い、「100」とかく。
指導では、次のように、木の葉と数表を対応させる活動が効果的です。
途中まで示した木の葉の数を数えさせ、その数を数表で見つけさせる。
↓↑
数表の数にあたる木の葉を囲んで示させる。
このような活動を繰り返す中で「100」の存在に気づかせます。そして、「100までのかず」を知った後は、その定着を図るために,次のような練習をさせましょう。
1.1から100までをかく練習
10×10のマスを与えるとよいでしょう。
2.1から100までのカードをばらばらにし、それを順に並べる練習
10×10に並べさせても、1から順に100までのカードを積んで束をつくらせてもよいでしょう。
また、100までの数の数表については、下のABのような2通りの表し方が考えられます。Aは具体的なものを数えるという自然数的な発想を重視した数表です。これに対して、Bは十進位取り記数法を重視し、1位数、2位数、3位数の違いを明確にした数表といえます。

18.大きいかず(教科書p.130〜143)
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