今知りたい授業のワンポイント
安全に実験をするための準備
■実験を始める前に
6年生は理科室での授業が多く、慣れた場所ではありますが、薬品を使用する経験はあまりないので、安全で正確な実験をする基礎を養うことを説明します。
・服装や髪の確認
服装や髪の毛のほかにも、指のけが、上履きの履き方など、万が一のことを考え意識を高めましょう。
・机の上の確認
いすが邪魔になることがあるので、机の横にいすを出さないことも伝えます。
・器具の準備
割れやすいものが多いので、落としたり倒したりしないように注意します。
・器具以外の準備
火を使うときについては、「ものが燃えるとき」の学習を想起させます。
■実験をするときは
・安全な実験
換気については、理科室は常に人がいる場所ではないので、理科室に入ったら最初に窓を開ける、換気扇をつけるなど、習慣づけられるようにします。
火気の取り扱いについては、周りのグループでも同時に実験を行っていることを意識させ、配慮させます。
・あわてずに対応する
洗浄したり冷やしたりという自分の対応も大切ですが、その後、必ず先生に知らせることを徹底させます。
小さなひびが、次の学習時に別の人に迷惑をかけることなど、「みんなで使う理科室」であることを常に意識できるようにしましょう。
・地震に備えて
地震の際、ガラス器具や薬品の入った瓶などが棚から飛び出すと、破損して危険です。そのため、理科室や理科準備室の棚は、飛び出し防止のケースなどを使って、整理しておきます。

実験中に地震が起こったら、すばやく頭や体をまもる。
★7月の植物栽培情報

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
みんなで使う理科室(教科書p.90〜93)
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