エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

安全に実験をするための準備

理科 6年生 2025/7/3

■実験を始める前に

 6年生は理科室での授業が多く、慣れた場所ではありますが、薬品を使用する経験はあまりないので、安全で正確な実験をする基礎を養うことを説明します。

・服装や髪の確認
 服装や髪の毛のほかにも、指のけが、上履きの履き方など、万が一のことを考え意識を高めましょう。

・机の上の確認
 いすが邪魔になることがあるので、机の横にいすを出さないことも伝えます。

・器具の準備
 割れやすいものが多いので、落としたり倒したりしないように注意します。

・器具以外の準備
 火を使うときについては、「ものが燃えるとき」の学習を想起させます。

■実験をするときは

・安全な実験
 換気については、理科室は常に人がいる場所ではないので、理科室に入ったら最初に窓を開ける、換気扇をつけるなど、習慣づけられるようにします。
 火気の取り扱いについては、周りのグループでも同時に実験を行っていることを意識させ、配慮させます。

・あわてずに対応する
 洗浄したり冷やしたりという自分の対応も大切ですが、その後、必ず先生に知らせることを徹底させます。

 小さなひびが、次の学習時に別の人に迷惑をかけることなど、「みんなで使う理科室」であることを常に意識できるようにしましょう。

・地震に備えて
 地震の際、ガラス器具や薬品の入った瓶などが棚から飛び出すと、破損して危険です。そのため、理科室や理科準備室の棚は、飛び出し防止のケースなどを使って、整理しておきます。

実験中に地震が起こったら、すばやく頭や体をまもる。

★7月の植物栽培情報

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。

みんなで使う理科室(教科書p.90〜93)

アンケート

よろしければ記事についてのご意見をお聞かせください。
Q1またはQ4のいずれか一方はご入力ください。

Q1:この記事は授業準備のお役に立ちましたか。
Q2:この記事の詳しさは適切でしたか。
Q3:この記事の公開時期は授業準備タイミングとあっていましたか。
Q4:その他、ご意見・ご感想をお聞かせください。

全角で512字まで入力できます。