エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

三角形・四角形の角

算数 5年生 2025/6/26

■内角の和が180°であることを確かめる方法

 三角形の3つの角を1つに集める方法としては、教科書p.85、86で取り上げている方法の他に、折り曲げて集める方法などもあります。児童の実態に応じて、取り上げてもよいでしょう。
 下の図のように折り曲げて集める方法では、三角形の3つの角を1か所に集め、角の和が180°になることを視覚的にとらえさせることができます。

■四角形の内角の和の求め方

 教科書p.88では、一般の四角形について、分度器を用いて実測させ、4つの角の和が360°になることを調べさせています。そして、対角線によって2つの三角形に分け、三角形の和が180°であることをもとにして、演繹的に360°になることを導いています。
 実際の展開では、はじめから四角形を2つの三角形に分けて考えることを指示せず、最初は、「なぜ360°になるか」と問い、理由を考えさせるとよいでしょう。
 三角形に分割する方法は、下の図のアの他にも、イ、ウ、エのような方法も考えられます。児童から出れば取り上げて、結局は180°を2倍したことになると説明しましょう。

[7]合同な図形(教科書p.76〜93)

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