今知りたい授業のワンポイント
振り子の実験
理科 5年生 2024/11/7
■準備のポイント
実験前に、変える条件(調べる条件)と同じにする条件を表などにまとめて整理しておきましょう。

・利用する糸
おもりをつるす糸は、より(ねじりあわせ)がない釣り糸を使います。よりがある糸では、実験中によりが戻って、おもりが回転したり振れ方が変わったりします。
■実験のポイント
・振れ幅
振り子のおもりの運動は、振れ幅が小さいとき、近似的に一直線上の往復運動であるとみなすことができます。振れ幅を大きくしすぎると正確に測定できないので、振れ幅は30度までにします。振れ幅の角度をはかる際に、糸がゆるんだり、角度がずれたりしないようにするために、「おもりを放す」役割とは別の児童に、振り子を正面から見ながら確認するよう助言しましょう。
・役割分担
実験の役割分担を確認しましょう。1グループ3〜4人で、「おもりを放す」「ストップウォッチで測定する」「10往復を数える(記録する)」のように分担するとよいでしょう。
・往復の始点のタイミング
「往復の始点」のタイミングを、手拍子で合わせるなどして、グループ全員で一致させます。また、始点の位置は、おもりが最も高い位置に来るときか最も低い位置に来るときのどちらか、測りやすいほうに決めるとよいでしょう。

糸がたるまないように気をつける。
★11月の植物栽培情報

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
7.ふりこのきまり(教科書p.122〜135)
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