今知りたい授業のワンポイント
日なたと日陰のようすを比べる
理科 3年生 2023/9/14
■「問題をつかもう」のポイント
教科書p.92の写真の日なたと日陰を比較し、違いに着目させていきます。見た目の明るさの違いから、地面の温度の違いについて話し合うことがポイントです。
また、裸足で歩いた経験を想起すると生活とつなげて考えやすくなります。個人の生活経験と、全員が経験した影遊びや体育の時間を話題にあげることで、全員の問題意識を高めます。

■日なたと日陰の違い
地面のようすに焦点化せずに、日なたと日陰の違いを探す活動をした場合、児童は下の表のようにさまざまな観点から違いを見つけてきます。これらの違いが生じる要因を考えて、教科書p.94の観察3につないでいく方法もあります。

温度は目に見えないので、児童は、温度計の目盛りの示す数値の意味をとらえにくいことがあります。体感により定性的に温度をとらえる段階を大切にし、体感と温度計の示度とを結びつけて考えさせるようにするとよいでしょう。
★9月の植物栽培情報
【栽培後の片づけ】
・ビニル紐や支柱
植物と支柱を結んでいたビニル紐や園芸用ラベルなどを、土に残らないように処分します。支柱は再利用できるので、よく洗って乾燥させ、まとめて保管しておきましょう。
・植物について
最後に、根を土から掘り出してどのぐらい大きくなったのか観察してもよいでしょう。その後、堆肥化しない場合は、次年度の病虫害対策のためにも、できるだけ処分することが望ましいです。

( )内は同じ植物を栽培している学年
6.影と太陽(教科書p.82〜99)
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