今知りたい授業のワンポイント
じぶんで チャレンジ 大さくせん
■家庭との連携
単元に入る前に、学習のねらいや内容について、保護者会や学年だよりなどを利用して保護者に伝え、理解を得ておきましょう。
また、プライバシーに十分配慮しながら、家庭環境をあらかじめ把握しておく必要があります。
活動中は、家族との触れ合いが少ないなど配慮が必要な子どもに対しては、話題を選んで声をかけましょう。

■板書の工夫
教科書p.86〜87では、1日の生活の流れを振り返ります。
・朝(朝起きてから学校へ行くまで)
・昼(学校へ行っているとき)
・夜(家に帰ってから)
などの時間軸に分け、自分、家の人が、それぞれどんなことをしているか整理するようにしましょう。
授業では、前半で自分自身の生活について振り返り、後半で家の人の行動について付け加えるようにするとよいでしょう。

■「Yチャート」の活用
1日の自分の生活を振り返る際、「Yチャート」の記録カードを活用するとよいでしょう。
1日の生活の中で、
・自分でしていること
・手伝ってもらっていること
・自分でしていないこと
に分類すると、自分自身の行動を整理でき、今後何に挑戦していくかの目標が立てやすくなります。分類に迷っている子どもがいれば、「昨日は何をしていたかな?」などヒントを与え、振り返りやすくなるように導きましょう。

■家庭環境への配慮
この単元では、自分と家の人の1日の生活を調べてワークシートに記入する活動を宿題として行います。こうした宿題を出すことについて事前に保護者に連絡し、協力を依頼しておきましょう。
また、保護者の協力が必要な宿題を出す際は、一人親の保護者や共働きで忙しい保護者がいることを念頭におき、土日をはさむなどゆとりのある日程を組みましょう。

じぶんで チャレンジ 大さくせん(教科書p.84〜87)
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