今知りたい授業のワンポイント
倍数の見つけ方(プログラミング)
算数 6年生 2024/12/5
■プログラミングの授業づくり
プログラミング学習は、次の「学習段階」に従って学習を進めていくと考えると、具体的な授業がつくりやすくなります。
1.課題の設定・把握 (○○するためのプログラムをつくろう、○○をするプログラムを考えよう)

2.プログラムで使う《命令》の内容を知り、実行してみる
・どんな《命令》があるのかを知り、それぞれの指示を理解して実行してみる。(プログラムを実行してみて、どんなことができるかということを受け止める。)
・2つ以上の《命令》があるとき、どんな順序で組み合わせるかを考える。[順次]
・その他、[分岐]を示す《命令》や[反復]させる《命令》ができることを理解する。
※学習形態については、一斉授業のもとでの自力解決でもよいですし、グループ学習でもよいでしょう。

3.《命令》を組み合わせて目的に合ったプログラムをつくる
・個別学習やグループ学習で、プログラムをつくり実行して間違い(バグ)がないかどうかを試す。
・バグがあった場合は、修正(デバッグ)してプログラムをつくり直す。
・できたプログラムを再び試す。
・学級全体でできたプログラムを発表しあい、意見交流し学びあう。

4.応用・活用問題、発展問題に取り組む
・個別学習やグループ学習でプログラムをつくり、試す。
・できたプログラムを発表・交流し、学びあう。目的は同じでも、つくったプログラムに違いがあることを理解する。
・学習のまとめをする。
わくわくプログラミング(教科書p.186〜187)
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