今知りたい授業のワンポイント

はね返した日光の進み方

■実験のポイント

　自分の近くに光をはね返し、徐々に壁にまで伸ばしていくように助言し、光の道筋をつくりやすくします。また、はね返した日光の道筋の途中に手などの障害物を用意することで、光の直進性を確かめられるようにするとよいでしょう。
　はね返した光をつなぐ際には、光の道筋の上に鏡を置くように助言します。

■光の進み方

　光には、直進・反射・屈折の性質があります。
　1．光は、空気や水など、均一な透明体の中や真空中を直進します。
　2．光は、鏡などの異なった媒体の境界面に当たると反射します。
　3．光は空気中から水中に進むような場合、密度の異なる物質の境界面に達すると、反射したり屈折したりします。
　例えば、校庭の鉄棒のかげは、どれも同じ方向にできています。光が当たっているとき、ものの後ろに影ができるのは、光にはまっすぐに進む性質があるからです。音のようにものの後ろにも回り込む性質があれば、はっきりした影はできないはずです。

■太陽の光

　光源を出た光は、あらゆる方向に広がりながら、とぎれることなく直進します。太陽の光も厳密には平行ではありませんが、本単元ではほとんど平行であるとみなしてかまいません。これは、太陽が非常に遠くにあるため、地球上では、広がって進んでいる光のごくわずかな部分しか見ていないからです。

★10月の植物栽培情報

　モンシロチョウのえさ用のキャベツは、たねから栽培する場合、前年の秋〜3月上旬にたねをまきます。2〜4月に苗を購入して栽培してもよいでしょう。

7.光のせいしつ（教科書p.100〜111）

記事一覧に戻る

アンケート