エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

ヒョウタンの観察

理科 4年生 2023/6/15

■長さのはかり方

 1週間ごとに、茎の先端の位置を確認し、支柱やネットにビニールテープなどを使って印をつけます。後でわかりやすいように、印のビニールテープに観察した日付を書いておきましょう。
 茎の長さをはかる場合は、根元から茎全体の長さ(根元から観察時につけた印までの長さ)をはかるのか、前の週から茎の伸び(前週の印から観察時につけた印までの長さ)をはかるのか、明確にしてから測定します。
 茎全体の長さを見ると、伸びの変化をとらえにくいため、全体の長さをはかる場合にも、その差を求め、「伸び」の違いに着目させます。
 特に夏のヒョウタンの成長を春と比較する場合には、1週間あたりの伸びを比べるとよいでしょう。

■気温とヒョウタンの伸び

 観察時には必ず気温をはかり、前時の「季節と生き物」の観察と同時に、ヒョウタンという植物を1年間観察して、季節による変化を見ていくことを意識させます。
 1週間の気温の変動が大きかったときは、教室の毎日の気温変化やインターネットの情報などを活用し、それらを考慮して考察できるようにしましょう。

★6月の植物栽培情報

 近年は、気温や降水量の1年間での変化が大きくなっています。特に春先から梅雨にかけては、季節が逆もどりしたような感覚を持つこともあります。
 気象庁の長期予報を確認し、年間の気温や雨量の変動や梅雨の特徴の予測を確認し、必要に応じて低温や日照不足に対する対策を考えておきましょう。

季節と生き物(2)夏の生き物(教科書P.44〜51)

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