今知りたい授業のワンポイント
月齢と月のよび名
■月齢
月と太陽が同じ方向になることや、同じ方向になる時刻のことを朔(さく)といい、朔から経過した時間のことを月齢といいます。月齢の単位は日です。太陰暦では、朔の日を毎月一日(ついたち:月立ち)としました。
月の満ち欠けは、およそ29.5日周期で、月齢にともなって起こり、それぞれの形の月には、よび名があります。
■月のよび名
新月:月齢0日。月が朔の位置にあるので、地球からは月の姿を見ることができません。
三日月:月齢2日。眉月(まゆづき)ともよばれます。古くは、初めて見ることができる(繊月はほとんど見えない)という意味で、初月、若月、新月ともよばれました。月齢26日の月は、三日月と光る側が反対の月で、正しくは、三日月とはよびません。
上弦:月齢7日。半月を弓になぞらえ、その弦が上を向いていることから、名づけられました。

上弦の月は、午後3時頃南東の空に見られる。
満月:月齢14日。最も円に近い月。望月・十五夜(の月)などとよばれます。英語では、同じ月のうちに満月が2回見られるとき、最初の満月をホワイトムーン、2回目の満月をブルームーンとよびます。
★7月の植物栽培情報
ヒョウタンの花は夕方咲き、次の日の朝にはしぼみます。たくさん咲くのが雄花で、雌花は雄花が咲き始めてから少し遅れて咲き始めます。雌花は、花のつけねのところが小さなヒョウタンの形をしているため、見分けやすいです。夕方から夜にかけて咲いている花を、教師が撮影しておくとよいでしょう。

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
夜空を見上げると(2)[5]月や星(教科書p.66〜79)
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