今知りたい授業のワンポイント
冬に見られる星座・星
■冬の星座の見つけ方
・冬の大六角形
明るい1等星の多い冬には、冬の大三角形のほかに、冬の大六角形を見いだすことができます。それぞれの1等星は明るさや色が違い、星座を探すよい目印になります。
・オリオン座の三つ星
オリオン座の中央には3つの星が並んでおり、ここを天の赤道が通っているので、オリオン座は、真東から出て真西へ沈んでいきます。
■冬に見られる星座・星
・冬の大三角形
おおいぬ座のシリウス(-1.5等星・青白)、こいぬ座のプロキオン(0.37等星・黄白)、オリオン座のベテルギウス(0.42等星・赤)をつないで、冬の大三角形を形成します。

・オリオン座
冬を代表する星座の1つです。ベテルギウス(0.42等星)は赤い色をしています。リゲル(0.13等星)は青白く輝きます。三つ星はそれぞれ2等星です。M42は、肉眼でも見ることができる散光星雲です。
・おおいぬ座
いぬの口元にあるシリウスは、-1.5等星で、全天の中で最も明るい星です。青白く輝きます。
・冬の大六角形
オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバランを結んだ六角形です。
おうし座のアルデバランは、0.9等星の赤い星です。
・ふたご座
ポルックス(1.14等級・橙)とカストル(1.58等級・青白)の2つの星が並んでいるのを見つけることができます。
・ぎょしゃ座
コンパクトな五角形をしているので見つけやすいです。天の川の中にあり、カペラ(0.08等星・黄)が明るく輝いています。M36、M37、M38は、散開星団です。
・プレアデス星団
おうし座にある散開星団です。肉眼で5〜7個ほどの星の集まりとして見えます。日本では「すばる」と呼ばれています。双眼鏡で見ると、数十個の青白い星が、小さなひしゃくの形に集まっているのが見えます。
★11月の植物栽培情報

( )内は同じ植物を栽培している学年
空を見上げると(3)冬の夜空(教科書p.124〜127)
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