今知りたい授業のワンポイント
生活を良くするための工夫
■外国の小学生の過ごし方
この単元では、生活を良くするために、各国がどんなことに取り組みをしているかを学びます。それぞれの取り組みが、SDGsのどの目標達成に貢献しているかを知り、グローバルな視野を持つよう導きます。
さらに学びを深めるため、
・教科書に紹介されている取り組みの中で、気になったものについてさらに深く掘り下げる。
・SDGsの17の目標の中から関心の高い項目を1つ選び、それを達成するためにどんな取り組みが行われているかを調べる。
といった方法も考えられます。
なお、教科書p.48右上のQRコードを読み取ると、「わくわくSDGs」というwebサイトが表示されます。これは、算数・理科・生活科・英語の共通サイトとなっていますので、教科を横断して学習することが可能です。ぜひ活用してください。

■クイズの英文
教科書p.48のクイズを英語で出題してみましょう。
【Q1】 the Netherlands
The graph on the right shows the number of something owned per 100 people.
What is it?
@Smartphones AAutomobiles BBicycles
【Q2】 Indonesia
This is a building in Bali, Indonesia.
What is it?
@Hotel ASchool BHospital
【Q3】 Malawi
In 2001, Malawi was suffering from drought.
At that time, a 14-year-old named William Kamkwamba made something to save his family from poverty.
What did he make?
@Field AWindmill BWell
【Q4】 Australia
What is special about this supermarket?
@All those goods are free.
AThey are only selling locally produced fruits and vegetables.
BThey are selling rare foreign goods.

■SDGsのアイデア
Q1〜Q4の答えとポイントをチェックしてみましょう。
【Q1】
B自転車
自転車大国のオランダは、サステナビリティ先進国として知られています。生活の場面の中に、環境問題に配慮したさまざまなアイデアが盛り込まれています。
(例)Van Gogh Path … ゴッホの作品「The Starly Night」から着想が得られた「光る自転車道」。蛍光塗料が塗られた石でできていて、余計な電力を使わず、安全な走行をサポートする。
【Q2】
B学校
「グリーンスクール」の教育方針の1つに「起業家精神を養う」が含まれています。子どもたちが自らプロジェクトを考え、実際に取り組むことを授業に取り入れられています。
(例)バイオマスバス … 高校生の発案で実現したプロジェクトです。飲食店から回収した調理油をバイオディーゼルに加工し、スクールバスの燃料として活用しています。
【Q3】
A風車
火力や原子力といった大規模な発電設備がなくても、環境にやさしい発電方法があります。日本では、そうした発電方法に転換していくために、ユニークなアイデアが提案されています。
(例)廃棄うどんから発電 … 「うどん県」と知られる香川県では、うどんなどの食品廃棄物を発行させてメタンガスをつくり、それを燃やして電気を作り出す取り組みがされいます。
【Q4】
@商品がすべて無料
まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」といいます。世界各地で食品ロスをなくすさまざまな取り組みが続けられています。
(例)フードバンク … 賞味期限の近い食品を集めて、必要としている人たちに無料で提供する活動です。1960年代後半にアメリカから始まり、日本では2000年以降に広がりを見せています。

Do you know? プラス
(教科書p.48〜49)
アンケート
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