今知りたい授業のワンポイント
おもちゃをつくろう
■材料の準備
教科書のおもちゃを参考にしながら、どんな性質のおもちゃをつくるのかを意識させ,そのために必要な材料を考えさせるようにしましょう。
また、つくりたいおもちゃが風、ゴム、光、音、電気、磁石、ものの重さのどのはたらきや性質を利用したものであるかを確認しながら決めるようにしましょう。
・材料の例
空き箱、段ボール、プラスチックカップ、紙コップ、ペットボトル、ストロー、割りばし、ラップなどの芯、ゴム風船、アルミニウムはく、たこ糸、粘土、竹ひご、画用紙、針金、ゼムクリップ、牛乳パック
材料は、できるだけ廃品を利用しましょう。給食に出た牛乳パックやストローなどを洗って回収することが考えられます。各家庭でも協力してもらえそうなものがあれば、連絡をしておくと、児童の表現の幅が広がります。

鉄でできたものは、磁石につく性質を利用している。
■道具の例と使い方
・はさみ
切るものをしっかり持ち、刃の付け根から中ほどあたりを使って、少しずつ切り進みます。
ペットボトルを切るときは、ペットボトルばさみを使うとよいでしょう。
・カッターナイフ
切るものの下に必ずカッターマットを敷きましょう。切るものを手でしっかりと押さえ、手前に引くようにして切ります。
・段ボールカッター
段ボールを簡単に切ることができます。段ボールをしっかりと押さえて、刃を手前に向かって上下に動かしながら切ります。
・接着剤
木、布、プラスチックなど、さまざまな用途に対応する接着剤があります。水性タイプの工作ボンドが使いやすいです。接着する面に均一に塗ってはり合わせ、おもしをのせたり、クリップで固定したりして乾かすとよいでしょう。
発泡スチロールカッター、きり(千枚通し)、グルーガンなどの道具は教師がまとめ保管し、必要なときにそこから持っていくようにさせるか、コーナーを設けて教師の目の届くところで使用させるようにするとよいでしょう。

材料コーナーを設けるとよい。
おもちゃランド(教科書p.170〜173)
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