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今知りたい授業のワンポイント

式と計算

算数 3年生 2024/10/24

■式表示の扱い

 考え方を表現する手段として、教科書p.37では式が使われますが、式表示の仕方としては、分解式で十分です(例 a×c=s b×c=t s+t=A)。要は、自分の考え方を式によって正しく表現し、相手にも考え方を式からよみ取ってもらえることが大切です。

 発表の際、黒板にかかれた式に関しては、話し言葉だけの説明で終わらせず、次のように式に言葉を記入させるようにするとよいでしょう。
 それぞれの式がどのような組み合わせになっているかを、図と関連づけながら説明させるようにします。

■絵や図を使って、式の意味を掴む

 まとめて計算する方法と別々に計算する方法の両方を理解することが難しい児童がいます。そのような児童のために、「計算の仕方が違うのに、答えが同じになるのはなぜか。」と問いかけて、全員で話し合わせるとよいでしょう。絵や図をもとに、囲み方が異なるだけで、鉛筆の本数もキャップの個数も同じであることを確かめさせ、同じ代金であることを納得できるようにします。
 また、式に表す場合には、「60は何ですか。」「20は何ですか。」「60+20は何を表していますか。」などと問いかけ、式と図を関連づけて考えることができるように指導しましょう。

15.式と計算(教科書下巻p.34〜37)

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